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2022年06月15日 相続税申告
親子でのお金の貸し借りは贈与になるのか?
親と子、祖父母と孫など特殊の関係がある人相互間における金銭の貸借は、その貸借が、借入金の返済能力や返済状況などからみて真に金銭の貸借であると認められる場合には、借入金そのものは贈与にはなりません。 しかし、その借入金が無利子などの場合には利子に相当する金額の利益を受けたものとして、その利益相当額は、贈与として取り扱われる場合があります。 なお、実質的に贈与であるにもかかわらず形式上貸借としている場...
2022年06月07日 確定申告
経費にできる接待ゴルフの費用
会社の取引先を接待するためにゴルフを行うことが多いかと思います。 ゴルフではプレー費以外に費用が発生します。 例えば、ゴルフ場までの送迎費用、キャディバックの宅配便送料などです。このような費用も経費として損金算入できるのでしょうか? 交際費等とは、交際費、接待費、機密費その他の費用で、法人が、その得意先、仕入先その他事業に関係のある者等に対する接待、供応、慰安、贈答その他これらに類する行為のために...
2022年06月06日 相続税申告
税制上の特例適用のためには遺言書が重要③
農地等についての相続税の納税猶予等の適用を受ける場合 農業を営んでいた被相続人または特定貸付け等を行っていた被相続人から相続人が一定の農地等を相続等で取得し農業を営む場合または特定貸付け等を行う場合には、農地等の価額のうち農業投資価格による価額を超える部分に対応する相続税額については、その取得した農地等について相続人が農業を営んでいるまたは特定貸付け等を行っている限り、その納税が猶予されます。 こ...
2022年06月05日 相続税申告
税制上の特例適用のためには遺言書が重要②
小規模宅地等の特例の適用を受ける場合 遺産の中に居住用や事業用に使われていた宅地等で一定の建物または建築物の敷地の用に供されているものがある場合には、その宅地等の課税価格に参入すべき価額の一定割合を減額する特例があります。この特例が受けられる人は、相続や遺贈によって宅地等を取得した個人です。 この特例は、原則として適用を受けようとする宅地等が相続税の申告期限までに分割されていることが要件とされてい...
2022年06月04日 相続税申告
税制上の特例適用のためには遺言書が重要①
近年、相続税の課税対象者の割合は増加傾向にあり、遺産争いを防止する効果を持つ遺言書の必要性がますます高まっています。しかし、その作成割合は公正証書遺言が8.1%(平成30年の年間死亡者数をもとに算出)、自筆遺言書は検認件数から推定するとわずか1.3%に過ぎません。税制上の特例等の適用を受けるためにも、遺言書が特に重要となる場合を確認しておきましょう。 非上場株式等の相続税の納税猶予等の適用を受ける...
2022年06月03日 研修・会議
経営者の心をつかむ
角谷会計事務所の税理士 角谷雅子先生から、 【継続MASで経営者の心をつかむ】セミナーを受講しました。 経営者に気づきを与え、やる気を起こさせるシステムについて、とてもわかりやすく教えていただきました。 #滋賀県 #近江八幡市 #澤田匡央税理士事務所 #税理士 #人材育成 #研修 #角谷会計事務所
2022年06月02日 確定申告
交際費はいくらまでが必要経費になるのか?
交際費はいくらまでが必要経費にできるのでしょうか? 交際費等とは、交際費、接待費、機密費その他の費用で、法人が、その得意先、仕入先その他事業に関係のある者等に対する接待、供応、慰安、贈答その他これらに類する行為のために支出するものをいいます。 交際費等の額は、原則として、その全額が損金不算入とされています。つまり税金の計算上は費用として認められません。 ただし、下記の法人の区分に応じ、一定の措置が...
2022年06月01日 確定申告
厚生福利費対象となる慰安旅行とは
従業員の慰安のために旅行をする場合、必要経費として認められるためには、どのような点に注意すればよいのでしょうか? 厚生福利費と認められる従業員レクリエーション旅行とは 従業員レクリエーション旅行や研修旅行を行った場合、使用者が負担した費用が参加した人の給与として課税されるかどうかは、その旅行の条件を総合的に勘案して判定されます。 従業員レクリエーション旅行の場合は、その旅行によって従業員に供与する...
2022年05月31日 確定申告
個人事業主のスポーツクラブ会費は必要経費?
個人事業主の方が、自身の慰安を目的としてスポーツクラブに入会ました。その会費は、福利厚生費として必要経費に算入できるのでしょうか? 公表裁決事例 平成31年3月28日裁決 個人事業主の業務の遂行上スポーツクラブを利用する必要性が認められる業種ではないため、支出したスポーツクラブの会費は、個人事業主個人の慰安、健康増進やストレス解消を目的としたものであり、家事費に当たるとしています。 したがって、本...
2022年05月30日 消費税インボイス制度
消費税インボイス制度の実務方針
2023年10月から開始される消費税インボイス制度。 事務所の実務方針を決めました。 #滋賀県 #近江八幡市 #澤田匡央税理士事務所 #税理士 #人材育成 #研修 #消費税インボイス制度
2022年05月29日 相続税申告
財産を子や孫に贈与するときの注意点⑤
贈与税の申告で贈与を立証できる 暦年課税を選択している場合で受贈金額が110万円を超えるときは、必ず贈与税の申告をして贈与税を納付してください。申告をしておかないと贈与を否認されることがあります。申告すれば税務署に贈与の証拠が残ることにもなります。 贈与を受けた人が「相続時精算課税制度」を選択し適用を受けるには、この制度を選択する旨の届け出を贈与税の申告期限までに所轄税務署に提出しなければなりませ...
2022年05月28日 相続税申告
財産を子や孫に贈与するときの注意点④
現預金の贈与は確実に証拠を残す 暦年課税を選択している場合の贈与の成功のポイントは、長期に、かつ、計画的に行うことです。しかし、そこで問題になるのは、本当に贈与があったと第三者(他の親族や課税当局)が認めるかどうかです。 例えば、現金を贈与した場合、贈与したとされる現金を受け入れた預貯金通帳や講座を贈与した人が管理していて、届出印を持っているとなれば、贈与があったということになりません。そこで贈与...
2022年05月28日 相続税申告
財産を子や孫に贈与するときの注意点③
贈与後の収入は受贈者のもの 株式の贈与を受ければ、その後に受ける株式の配当収入は当然に贈与を受けた人のものになります。その所得金額について申告が必要な場合には、贈与を受けた人が申告しなければなりません。また、賃貸収入のある建物の贈与を受ければ、その後の賃貸収入は建物を贈与された人のものになります。 さすがに賃貸収入の申告を忘れたり、贈与した人の所得として申告したりする人は少ないようですが、贈与した...
2022年05月27日 相続税申告
財産を子や孫に贈与するときの注意点②
不動産や株式の贈与日は登記日や登録日 贈与契約は口頭でも書面でもできますが、口頭の場合、ものの引渡しがないといつでも解除することができます。所有権の移転登記の目的となる不動産や登録の目的となる株式の贈与がいつあったかについては、一般的にその登記や登録のあった日により判定することになります。 不動産について、贈与契約だけを公正証書で締結してそのまま登記せず、かつ、贈与税を払っていないような場合に。「...
2022年05月26日 相続税申告
財産を子や孫に贈与するときの注意点①
土地・建物、上場株式等の有価証券、現金などを生前に子や孫に贈与することが相続税対策として多く実行されています。 ところが贈与者が亡くなったあとの相続税の税務調査においてその贈与が認められず、相続税の課税対象とされることがあります。 そのようなことにならないよう贈与の注意点をまとめてみました。 贈与者の意思だけで贈与は成立しない 贈与は「ただでものをあげること」というのが私たちの常識です。ところが、...

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