たばこにかかる税金(たばこ税)は、日本では重要な税収源の一つであり、健康促進やたばこの消費抑制を目的として課されています。
たばこには、国及び地方においてたばこ税等を課しています。
具体的なたばこ税等の税率は次のとおりです。
たばこ税は価格に対する一定の税率ではなく、数量に基づく課税です。
国税 | 地方税 | 合計 | ||||
たばこ税 | たばこ特別税 | 小計 | 道府県たばこ税 | 市町村たばこ税 | 小計 | |
6,802 (円/千本) |
820 (円/千本) |
7,622 (円/千本) |
1,070 (円/千本) |
6,552 (円/千本) |
7,622 (円/千本) |
15,244 (円/千本) |
令和6年4月現在の代表的な紙巻たばこ1箱当たりのたばこ税等の税額及び税負担割合は次のとおりです。
小売定価 | 消費税額 | 国税 | 地方税 | たばこ税の合計額 | たばこ税の負担割合 | 合計税額 | 合計税額の負担割合 | ||
たばこ税 | たばこ特別税 | 道府県たばこ税 | 市町村たばこ税 | ||||||
580円 (20本入り) |
52.73円 | 136.04円 | 16.40円 | 21.40円 | 131.04円 | 304.88円 | 52.6% | 357.61円 | 61.7% |
健康促進:たばこ税を高くすることで喫煙を抑制し、健康被害を軽減することを目指しています。
税収確保:国および地方自治体の財源として重要な役割を果たしています。
医療費の補填:喫煙による医療費の増加を補填するための財源ともなっています。