最重要:税理士事務所での注意点
- 会計ソフト・税務申告ソフト・給与計算ソフト等の自動更新を完全に停止すると、法改正や制度変更への対応が遅れ、申告ミスやセキュリティリスクが生じる可能性があります。停止前に、ソフトベンダーのサポートや推奨設定を必ず確認してください。
- 通知だけが鬱陶しい場合、まずはソフト側の設定で「通知をオフ」にし、自動更新自体は維持することを強くおすすめします。
- 作業前にシステムの復元ポイント作成と重要データのバックアップを必ず行ってください。
- 事務所の複数PCで統一管理している場合、変更は管理責任者と相談してください。
一般的な注意点
- 本記事は一般的な手順です。PC環境やソフトのバージョンにより画面が異なる場合があります。
- 不安な場合は、ベンダーサポートやIT担当者に相談してください。
よくある原因
- スタートアップアプリ(ログイン時に自動起動)
- タスクスケジューラ(指定時刻やログオン時に自動実行)
- バックグラウンド常駐プロセス(トレイアイコンなしで通知のみ表示)
タスクトレイにアイコンがある場合、まずはそのソフトの設定画面で「起動時実行」や「通知」をオフにしてください。ここではアイコンが見えないケースを中心に解説します。
手順1:スタートアップアプリを無効化(最も簡単でおすすめ)
Windows 11では、設定アプリまたはタスクマネージャーから簡単に管理できます。
方法A:設定アプリから(推奨)
- 「設定」アプリを開く(Windowsキー + I)
- 左メニューから「アプリ」→「スタートアップ」を選択
- 一覧から不要なアプリを選び、スイッチを「オフ」にして無効化
方法B:タスクマネージャーから
- Ctrl + Shift + Esc でタスクマネージャーを開く
- 左メニューから「スタートアップ アプリ」を選択
- 不要なアプリを右クリック → 「無効化」
「影響度」や「発行元」を参考に。業務ソフト(弥生、TKC、freee等)は慎重に。無効化しても次回再起動で反映されます。
手順2:タスクスケジューラで自動実行タスクを無効化
- スタートメニューで「タスク スケジューラ」を検索して開く
- 左ツリーから「タスク スケジューラ ライブラリ」を展開
- 一覧で「Update」「Updater」「Checker」「Assistant」等のキーワードが入ったタスクを探す
- 該当タスクを右クリック → 「無効」
トリガーが「ログオン時」や「毎日」になっているものが自動起動の原因になることが多いです。無効化しても後で簡単に有効に戻せます。
手順3:上記で見つからない場合(プロセスから特定)
ポップアップが出ているタイミングで実行中のプロセスを調べ、正体を突き止めます。
- タスクマネージャーを開き、「プロセス」タブで怪しいプロセスを探す
- 該当プロセスを右クリック → 「ファイルの場所を開く」で実行ファイルの場所を確認
最終手段:場所がわかったら、実行ファイル名を変更(例: updater.exe → updater.exe.bak)して起動を阻止できますが、ソフトが正常に動かなくなるリスクが高いです。業務ソフトでは絶対に避け、ベンダー相談を優先してください。
おすすめの運用方法
- 自動更新は維持し、通知のみをオフにする(ソフト個別の設定で可能が多い)
- 法改正対応のため、重要な業務ソフトの更新は定期的に手動確認
- 変更内容はメモや共有ドキュメントに記録(トラブル時の復旧が早くなる)
- 事務所全体でポリシーを統一(グループポリシー等で管理可能)
お困りの皆様へ
「どのソフトが原因かわからない」「更新を止めたいがリスクが心配」「事務所の複数PCを一括管理したい」等のお悩みは、会計ソフトベンダーやITサポート専門業者、顧問IT担当者にご相談ください。安易な変更は申告遅れやセキュリティ事故につながる可能性があります。