インボイス制度の開始後、PDFをはじめとした電子データによる 「電子インボイス」を受け取っ ている会社も多いことでしょう。電子インボイスの一種で、世界各国はもちろん、日本でも現在 導入が進んでいる 「ペポルインボイス」 について解説します。
ペポルインボイスの送受信には、「ペポル サービスプロバイダー」に認定されている企業と契約を結ぶ必要があります。
また、ペポルネットワークの中には、データを保存するしくみはありません。2024年1月1日からは、電子帳簿保存法による「電子取引データの電子保存」の義務化が本格的にスタートしているため、別途、ペポルインボイスを保存する体制を整備することが必要となります。
TKCは、「ペポルサービスプロバイダー」に国内で初となるタイミングで認定されています。さらに、TKCの財務会計・販売管理システムであるFXシリーズ・SXシリーズを利用している場合には、標準機能でペポルインボイスの送受信が可能です (送信機能は今後順次搭載予定)。 FXシリーズに搭載されている「証憑保存機能」を利用すれば、「電子取引デ ータの電子保存」の義務化にも簡単に対応できます。