ディスプレイの外にアプリのウィンドウが出た
税理士事務所の業務では、ノートパソコンに外部ディスプレイを接続してマルチディスプレイ環境で作業することが多いですよね。しかし、異なるディスプレイに接続した際に「アプリのウィンドウが画面の外に出て操作できない」という問題が発生することがあります。今回は、そんなトラブルを簡単に解決する方法をご紹介します。
問題の状況
例えば、会社でノートパソコンに外部ディスプレイを接続して作業した後、パソコンをスリープ状態にします。次の日、別の外部ディスプレイ(サイズや解像度が異なる場合)に接続して作業を再開すると、アプリのウィンドウが画面の外に表示されてしまい、操作できないことがあります。これは、Windowsが以前のディスプレイ配置を記憶しているためです。
解決方法
ディスプレイの配置を再設定する
以下の手順で、Windowsのディスプレイ設定を調整することで、ウィンドウを正しく表示できます。
- 設定を開く: キーボードの「Windowsキー + I」を押して「設定」を開きます。
- ディスプレイ設定に移動: 「システム」→「ディスプレイ」を選択します。
- ディスプレイの配置を調整: 「ディスプレイの配置」欄で、接続しているディスプレイの位置をドラッグして調整します。ノートパソコンの画面と外部ディスプレイの位置が実際の配置と一致するように設定してください。
- 適用: 設定を保存するために「適用」ボタンをクリックします。
- 確認: アプリのウィンドウが画面内に戻っているか確認します。必要に応じてウィンドウをドラッグして移動してください。
ポイント
この問題は、ディスプレイの解像度や配置が異なる場合に特に発生しやすいです。新しいディスプレイに接続するたびに設定を確認することで、スムーズに作業を再開できます。また、作業環境が変わる場合は、ディスプレイ設定を事前にチェックすることをおすすめします。
※ Windows 10のサポートは2025年10月14日で終了予定です。セキュリティを保つため、Windows 11へのアップグレードもご検討ください。
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