Wi-Fiアクセスポイントに接続しているのに、iPhoneで「インターネット接続されていません」と表示されることがあります。
同じWi-Fiアクセスポイントに接続しているパソコンはインターネットに切できているのにもかかわらず…
本記事では、その原因と解決策について解説します。
今回のケースでは、パソコンは正常にインターネットに接続できているにもかかわらず、iPhoneだけが接続できない状況でした。調査の結果、DNS(ドメインネームシステム)の設定に問題があることが判明しました。
DNSとは、インターネット上の住所であるIPアドレスを変換する仕組みです。通常、ルーターやプロバイダの自動設定でDNSが割り当てられますが、何らかの理由でうまく機能しない場合、インターネットに接続できなくなることがあります。
この問題を解決するために、iPhoneのDNS設定を手動で変更し、GoogleのパブリックDNS(8.8.8.8)を使用する方法を試しました。結果、問題なくインターネットに接続できるようになりました。
1.iPhoneの「設定」アプリを開く。
2.「Wi-Fi」を選択し、接続しているネットワークの「i」アイコンをタップ。
3.「DNSを構成」を選択。
4.「手動」を選び、既存のDNSサーバーを削除。
5.新しく「8.8.8.8」を追加し、「保存」をタップ。
Googleが提供している無料のDNSサーバーです。
DNS(Domain Name System)は、「人が読めるドメイン名(例:google.com)」を「IPアドレス(例:142.250.72.238)」に変換する役割を持っています。
インターネットを利用する際、通常は契約しているプロバイダ(ISP)が提供するDNSサーバーを使いますが、代わりにGoogleのDNSを利用することで、高速かつ安定した名前解決ができる場合があります。
・IPv4 の場合: 8.8.8.8 または 8.8.4.4。
・IPv6 の場合: 2001:4860:4860::8888 または 2001:4860:4860::8844。
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