事務所でスタッフが使用していたパソコンをデータバックアップ用に改造しました。
不要なデータとアプリを削除して使用領域を広げました。
さて、LAN上のファイルサーバーにアクセスしようとしたらアクセスできません!
原因は、「ネットワークの設定」が「パブリックネットワーク」になっていたからでした。
Windows 10で「ネットワークの設定」が「パブリックネットワーク」に設定されている場合、LAN上の共有フォルダへのアクセスは制限されることがあります。これは、パブリックネットワーク設定がセキュリティを強化し、不要なネットワーク接続を制限するためです。具体的には、以下のような影響があります。
1.ファイル共有の制限:パブリックネットワーク設定では、デフォルトでファイル共有が無効になっていることが多いです。これは、不審なネットワークからの不正アクセスを防ぐためです。
2.ネットワーク探索の無効化:ネットワーク探索も無効になっており、他のコンピュータやデバイスを自動的に検出することができなくなります。
3.ファイアウォール設定の厳格化:ファイアウォール設定がより厳格になり、ネットワーク上の他のコンピュータからの接続要求をブロックすることがあります。
これらの制限を解除し、共有フォルダにアクセスするには、ネットワークの設定を「プライベートネットワーク」に変更する必要があります。これにより、ファイル共有やネットワーク探索が有効になり、LAN上の共有フォルダへのアクセスが容易になります。
具体的には、「Windowsキー」→「設定」→「ネットワークとインターネット」→「状態」で、「プロパティ」キーを押して表示される画面の「ネットワークプロファイル」で、「プライベート」を選択します。