「JDL IBEX出納帳Major」を利用している当事務所の顧問先があります。
先日、パソコンを新しくしたというので、「JDL IBEX出納帳Major」をインストールしたのですが、数日後、「変なメッセージが出て、監査依頼できない。」という連絡が入りました。
その時の画面が下図です。
JDL IBEX出納帳Majorは、日本デジタル研究所(JDL)が提供している現金出納帳などの帳簿をつけるだけで、帳簿データから仕訳を自動生成し、試算表や決算書などの財務諸表が作成できる無償の会計ソフトです。
顧問先が監査依頼をすると、「JDL製品をご利用の会計事務所とのシステムに関する導入設定がされていません。会計事務所へご相談のうえ導入設定をおこなってください。」と表示される。
下記の理由で導入処理が完了していないことが考えられます。
・顧問先で導入設定ファイルが実行されていない。
1.事務所のJDLで、「JOB9720 顧問先運用管理」 「自計化システム運用設定」 – 「6. 導入済み情報の削除」で該当の顧問先を選択し、導入済みの情報を削除します。
2.「顧問先運用管理」 – 「自計化システム導入」 – 「新規導入」 で、 [導入に使用するデータ: 顧問先のデータ]として導入設定ファイルを作成し、顧問先へ送付もしくはUSBメモリに格納して持参します。
1.JDL IBEX出納帳 Major の [メニュー]-[データ管理] [バックアップ]から、データをバックアップしておきます。
※バックアップしたデータは、後で復元する必要はありません。
2.会計事務所から送付あるいは持参した導入設定ファイルを実行します。
上記、操作をするとプログラムのインストールが実行され導入が完了します。