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2025年05月07日 相続税申告おやくだち

相続についてのお尋ねとは?届いた場合の対応方法


1. 「相続についてのお尋ね」とは?

「相続についてのお尋ね」は、相続が発生した際に税務署から送付されるピンク色の書類です。

この書類は、相続税の申告が必要かどうかを確認するために、税務署が相続人に対して送るものです。ただし、すべての相続人に送られるわけではなく、以下のような特定の条件に該当する場合に送付されることが一般的です。

  • 相続財産が一定額以上であると税務署が推定した場合
  • 過去の相続履歴や被相続人の財産状況から、申告が必要と判断された場合
  • 申告期限が過ぎても相続税の申告がされていない場合

この書類は、相続人が適切に相続税の申告を行っているか、あるいは申告が必要かどうかを確認するための調査の一環として送られてきます。

2. 送られてきた場合の対応方法

「相続についてのお尋ね」が届いた場合、以下の手順で対応することをおすすめします。

(1) 書類の内容を確認する

まず、書類に記載されている内容をよく確認しましょう。書類には、被相続人の情報や相続財産に関する質問項目が含まれています。必要に応じて、被相続人の財産状況(預貯金、不動産、株式など)を整理しておくとスムーズです。

(2) 相続税の申告が必要か確認する

相続税には基礎控除額があり、以下の計算式で求められます。

基礎控除額 = 3,000万円 + 600万円 × 法定相続人の数

相続財産の総額が基礎控除額以下であれば、相続税の申告は不要です。ただし、控除額を超える場合は申告が必要です。財産の評価が難しい場合は、専門家に相談することをおすすめします。

(3) 書類に回答し、提出期限内に返送する

書類に記載された質問に対して正確に回答し、指定された期限内に税務署へ返送します。回答内容が不正確であったり、虚偽の申告を行うと、税務調査の対象となる可能性があるため、慎重に対応しましょう。

(4) 必要に応じて専門家に相談する

相続税の申告が必要な場合や、財産の評価が複雑な場合は、税理士などの専門家に相談することをおすすめします。また、書類の内容が不明確な場合も、専門家のアドバイスを受けると安心です。

3. 注意点

  • 期限を守る:書類には提出期限が記載されています。期限内に提出しないと、税務署から追加の連絡や調査が入る可能性があります。
  • 正確な情報を提供する:虚偽の申告や隠し事があると、税務調査で問題が発覚した場合に追徴課税や罰則が課せられる可能性があります。
  • 申告漏れに注意:申告が必要なのに申告していない場合、税務署から指摘されることがあります。早めに対応することが重要です。

4. まとめ

「相続についてのお尋ね」は、相続税の申告状況を確認するために税務署から送られてくる書類です。すべての相続人に送られるわけではなく、財産額や申告状況に応じて特定の相続人に送付されます。届いた場合は、書類の内容を確認し、必要に応じて相続税の申告を行い、期限内に正確な情報を提出することが大切です。

相続に関する手続きは複雑で、専門知識が必要な場合も多いため、不安な場合は税理士に相談することをおすすめします。当事務所では、相続税申告のサポートや書類対応に関するご相談を承っております。お気軽にお問い合わせください。




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