日々発生する経理業務。
ついつい、忙しさにかまけて「これくらい大丈夫かな」 「まあ、いいか」という思いが頭をよぎったことはありませんか?
そうした小さな油断は、会社の大きな損失につながることもあります。
あらためて経理の 「きほん」 を見直してみましょう。
経理体制の見直しと並行して、人為的ミス を減らす、 あるいは防止するような仕組みを整えることも正確な経理処理には大切です。
ダブルチェックには、 作業等を実施した本人が行う場合 (セルフダブルチェック) と、別の人が行う場合の2種類があります。
人員に余裕がない場合でも、 最低限、 セルフダブルチェックを行うようにしましょう。
セルフダブルチェックの場合、 例えば、1回目はPC画面で、 2回目は出力した紙で行う など、変化をつけると効果的です。
手作業で行っている業務を、 自動化・機械化してみましょう。
例えば、 インターネットバンキングと連動した会計システムを導入すれば、仕訳入力が省力化され、 入力ミスも防げます。
また、 経費精算の際、領収書の内容 を会計システムに手入力するのではなく、 領収書をスキャンして文字を自動で読み込ませることで、正確・迅速に入力できます。