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2025年06月02日 ITおやくだち

USBメモリの安全なデータ消去方法


税理士事務所では、クライアントの機密情報を扱うUSBメモリの廃棄時に、データの完全消去が不可欠です。無料のオープンソースソフト「Eraser」を使用した安全なデータ消去方法を以下に解説します。この方法により、データの復元を防ぎ、情報漏洩リスクを最小限に抑えます。

Eraserとは?

Eraserは、データをランダムな値で複数回上書きすることで、復元をほぼ不可能にする無料のデータ消去ツールです。Windows環境で使いやすく、税理士事務所のような機密性の高いデータを扱う場に最適です。

Eraserを使用したUSBメモリデータ消去手順

ステップ1: 必要なデータのバックアップ

消去前に、USBメモリ内の必要なデータを別の安全な場所にバックアップしてください。消去後のデータ復元はできません。

注意: 誤って重要なデータを消去しないよう、確認を徹底してください。

ステップ2: Eraserのインストール

  1. Eraser公式サイトから最新バージョンをダウンロードします。
  2. ダウンロードしたインストーラーを実行し、指示に従ってインストールを完了します。

ステップ3: USBメモリの接続と確認

USBメモリをPCに接続し、エクスプローラーで正しく認識されていることを確認します。ドライブ名(例: E:)をメモしてください。

ステップ4: Eraserで消去タスクを作成

  1. Eraserを起動します。
  2. 「Erase Schedule」ウィンドウで「New Task」をクリックします。
  3. 「Add Data」を選択し、対象を「Drive/Partition」に設定。
  4. USBメモリのドライブ(例: E:)を選択します。
  5. 消去方式を選択(例: 「Gutmann (35 passes)」または「DoD 5220.22-M (3 passes)」)。機密性の高いデータには複数回上書きを推奨。

ステップ5: データ消去の実行

タスクを保存後、「Run All」またはタスクを右クリックして「Run Now」を選択。消去が完了するまで待ちます(容量や上書き回数により時間が異なります)。

ステップ6: 消去の確認と廃棄

消去後、USBメモリが空であることをエクスプローラーで確認します。より安全性を高めるため、USBメモリを物理的に破壊(例: チップをハンマーで破壊)し、適切なリサイクルに出してください。

注意点

  • 消去前に必ずバックアップを確認してください。Eraserでの消去は元に戻せません。
  • USBメモリがSSDタイプの場合、通常の消去では不完全な場合があります。専用のセキュア消去機能を持つソフトを検討してください。
  • 廃棄時は、地域の電子機器リサイクル規定に従ってください。

まとめ

Eraserを使用することで、USBメモリのデータを安全かつ確実に消去できます。税理士事務所として、クライアントの信頼を守るため、機密情報の適切な管理と廃棄を徹底しています。ご不明点があれば、IT担当者または専門家にご相談ください。



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