業務や趣味でChatGPTを使う人が増えてきています。
ChatGPTは、デフォルトでID(メールアドレス)とパスワードだけでログインする設定になっているので、非常に危険です。
悪意を持った誰かに乗っ取られかねません。
ログインのセキュリティ・レベルを上げておきましょう。
ChatGPTには、多要素認証というログインの仕組みがあります。
多要素認証(Multi-Factor Authentication、MFA)とは、ユーザーがシステムやアカウントにアクセスする際に、複数の認証要素を提供することでセキュリティを強化する方法です。これにより、不正アクセスのリスクを大幅に低減します。
ChatGPTで多要素認証を有効にする方法は以下の通りです。
ログイン後、右上のプロフィールアイコンをクリックし、ドロップダウンメニューから「設定」を選択します。
アカウント設定ページで、「セキュリティ」タブを選択します。
セキュリティ設定ページに「多要素認証」のオプションが表示されます。「有効にする」ボタンをクリックします。
多要素認証を有効にするために、認証アプリ(例:Google Authenticator、Authyなど)が必要です。認証アプリをダウンロードし、インストールします。
私の場合、iPhoneにVIP Accessアプリを愛用しています。
ChatGPTの設定ページに表示されるQRコードを認証アプリでスキャンします。スキャン後、アプリに表示される6桁の認証コードをOpenAIの設定ページに入力します。
VIP Accessの場合、「+」ボタンが表示されているので、これを押すとQRコード撮影モードになるので、ChatGPTが表示しているQRコードを撮影します。すると、6桁のワンタイムパスワードが表示されます。
多要素認証を有効にすると、バックアップコードが表示されます。これらのコードは、安全な場所に保存しておいてください。これにより、認証アプリにアクセスできない場合でもアカウントにアクセスできます。