キャッシュレス決済の記帳、どうしてる?
近年、決済手段のデジタル化・多様化が進む中、売上や費用の計上タイミングについてのルールが曖昧になりがちです。月次決算体制を構築するためには、どのような決済手段であっても、「発生主義」に基づいた適時かつ正確な記帳が基本となります。税理士事務所として、関与先企業にこの点をしっかり周知し、経理の効率化をサポートすることが重要です。
キャッシュレス決済の現状
経済産業省が2025年3月31日に発表したデータによると、2024年のキャッシュレス決済比率は42.8%(141.0兆円)に達しました。これは、2019年6月21日の閣議決定で掲げられた「2025年6月までにキャッシュレス決済比率を4割程度にする」という目標を前倒しで達成した結果です。
キャッシュレス決済の内訳は以下の通りです:
- クレジットカード:82.9%(116.9兆円)
- コード決済(QRコード等):9.6%(13.5兆円)
- 電子マネー:4.4%(6.2兆円)
- デビットカード:3.1%(4.4兆円)
政府は将来的にキャッシュレス決済比率を80%にする目標を掲げており、必要な環境整備を進めています(2018年4月「キャッシュレスビジョン」)。今後、キャッシュレス決済の利用はさらに加速していくでしょう。
ポイント: キャッシュレス決済が増える中、経理担当者は正確な証憑書類の管理と記帳が求められます。適切なツールを活用して、効率化を図りましょう!
経費精算をスマホで簡単に!「スマホで経費」の活用
キャッシュレス決済では、領収書や明細などの証憑書類をきちんと残すことが重要です。しかし、紙の領収書をため込んでしまう社長や営業担当者も多く、経理担当者が毎月の経費精算に頭を悩ませるケースが少なくありません。
こうした課題を解決するのが、TKCのスマートデバイス向けアプリ「スマホで経費」です。このアプリを使えば、以下の手順で経費精算が驚くほど簡単に:
- アプリを起動し、数タップでレシートや領収書を撮影。
- 撮影したデータをクラウド上にアップロード。
- FXクラウドシリーズの「証憑保存機能」を活用して、電子化された証憑書類をもとに仕訳を簡単に入力。
忙しい社長や営業担当者も、外出先からスマホでサクッと経費精算が可能です。経理担当者は、アップロードされたデータを確認し、スムーズに仕訳処理を行えます。これにより、経理業務の効率が大幅に向上し、毎月の「モヤモヤ」を解消できます。
ポイント
- 発生主義の徹底:キャッシュレス決済であっても、売上や費用の計上は発生主義に基づいて行う。現金主義との混同を防ぐ。
- 証憑書類の管理:キャッシュレス決済の明細や電子領収書を適切に保存し、監査時にすぐ提示できるようにする。
- ツールの活用:スマホで経費などのデジタルツールを導入し、経理業務の効率化を図る。
まとめ
キャッシュレス決済の普及に伴い、経理業務のデジタル化がますます重要になっています。適切な証憑管理と発生主義に基づく記帳を徹底し、TKCの「スマホで経費」などのツールを活用することで、経理の「?」を「!」に変えることができます。税理士事務所として、関与先の経理業務を効率化し、正確な月次決算をサポートしていきましょう!
【参考】









