「電子化」や「ペーパーレス化」が話題になって久しいですが、経理部門ではまだまだ“紙”を使って業務を行っているところが多いようです。省力化や効率化などメリットが大きい経理業務の電子化.ペーパーレス化は、どの程度進んでいますか。
近年は各種のシステムを連携した以下のような利便性の向上も進んでいます。
①勤怠管理のデータを読み込んで給与計算システ厶で給与を計算する。
②そのデータを会計システムに読み込んで給与や社会保険料の仕訳を自動生成する。
③給与の支払や、源泉所得税や住民税のデー夕をインターネットバンキングと連動させることで、支払もスムーズに完了できる。
このように、「自計化」をさらに進めることで会計システムを活用してデー夕の処理にかかる時間を少なくすることができれば、業績をよりスピーディーに把握することができます。それによって、経営の打ち手を検討するという経営者の大切な役割を、より素早く行うことができるようになります。