「電子化」や「ペーパーレス化」が話題になって久しいですが、経理部門ではまだまだ“紙”を使って業務を行っているところが多いようです。省力化や効率化などメリットが大きい経理業務の電子化.ペーパーレス化は、どの程度進んでいますか。
手書きの請求書や領収書等の紙の書類についても、スキャナによる読み込みやスマホでの撮影等で電子データにして保存す ることができます。スキャナ保存した電子データから数字を読み取って仕訳の基礎デー夕とすることができます。
また、書類の保存を電子データに一本化すれば、紙と電子データの二本柱の体制よりも管理が簡単になります。パソコン1 台分のスペースですべての書類を保管することができるので、ペーパーレス化やオフイスの整頓にもつながります。
紙の請求書等のスキャナ保存について、電子帳簿保存法の制度開始当初は非常に厳格な要件が定められていましたが、現在は要件も緩和されて事務的な負担が小さくなっています。この機にスキャナ保存についても検討してみましよう。