人が集まるとコミュニケーションが必要になってきます。例えば、会社。コミュニケーションが不足していると仕事が円滑に進みません。
では、どれだけのコミュニケーションが必要なのでしょうか?
二人の組織だと必要なコミュニケーション数は1です。
三人の組織だと理論的なコミュニケション数は4です。Aさん、Bさん、Cさんの三人だとすると、A-B,B-C,C-Aの二人間のコミュニケーション数3とA-B-C全体のコミュニケーション数1が理論的に存在します。
n個の要素が存在するときに存在しうる部分集合のすべてを集めたものを冪(べき)集合と言うとのことです。
n人の人がいる組織では、理論的には2人からn人の集合(グループ)が存在しうります。
それぞれのグループでコミュニケーションを取るためには会議をしたりするわけです。
n人の組織に対して 2^n-n-1 通りのコミュニケーションパターンが存在します。
澤田匡央税理士事務所には所長も含めて13名スタッフがいるのですが、理論的に存在するコミュニケーション数は、2^13-13-1=8178 となります。
ただし、これらの計算はすべての可能な組み合わせを考慮しています。 実際の組織では、特定の人々が一緒に働くことが多いため、すべての組み合わせが必要であるとは限りません。そのため、この数字は理論的な上限として考えられます。
組織が大きくなると、コミュニケーションの数が膨大に増えてくると言うことですね。