令和5年は2つの制度改正への対応が必要な年です。まず、10月に開始するインボイス制度への対応です。そして、12月末日に宥恕措置(ゆうじょそち)が終了する電子取引データの電子保存への完全対応です。今一度、対応すべく内容を確認しましょう。
取引先から受け取るインボイスについては、特に小規模な事業者からの仕入や外注がある場合は、相手に適格請求書発行事業者への登録の意向や登録状況を確認しましょう。
①取引先が適格請求書発行事業者かどうかを確認します。
②取引先から受け取る書類のどれがインボイスになるかを確認し、事前にその様式を確認します。項目が不足している場合は是正を依頼します。
③受け取ったインボイスをもとに、どのように仕訳を計上するか、またそのタイミングを決定します。
④インボイスの保存方法を決めます。