令和4年度税制改正についてまとめました。
今回の改正は、成長と分配の好循環の実現が目標となっています。
■ 住宅ローン控除の適用期限を4年延長(令和7年12月31日までに入居した者が対象)します。
■ 2050年カーボンニュートラルの実現に向けた措置
省エネ性能等の高い認定住宅等につき、新築住宅等・既存住宅ともに、借入限度額を上乗せします。
■ 会計検査院の指摘への対応と当面の経済状況を踏まえた措置 等
会計検査院の指摘への対応として控除率を0.7%(改正前:1%)としつつ、新築住宅等につき控除期間を13年へと上乗せします。
住宅ローン控除の適用対象者の所得要件は合計所得金額2,000万円以下(改正前:3,000万 円以下)とします。
合計所得金額1,000万円以下の者につき、令和5年以前に建築確認を受けた新築住宅の床面積要件を40㎡以上に緩和します。