iPhoneのリマインダーをまとめてコピーする方法
最新iOS対応
月末の請求確認、給与計算、税金の納付、資料回収など、
毎月ほぼ同じ作業をiPhoneの「リマインダー」に登録している方は多いのではないでしょうか。
ところが、同じ内容を翌月分として一つずつ作り直すのは手間がかかります。
このような場合は、複数のリマインダーを入れたリストを
「テンプレート」として保存する方法が便利です。
この記事では、最新iOSのiPhoneを前提に、
複数のリマインダーをまとめてコピーして再利用する方法を分かりやすく解説します。
1.複数のリマインダーは「テンプレート」でまとめてコピーする
iPhoneのリマインダーでは、複数の項目を一括で複製する場合、
一つずつコピーするよりも、リスト全体をテンプレートとして保存する方法が実用的です。
たとえば、次のような定型業務を一つのリストにまとめておきます。
- 通帳データを確認する
- 売上資料を回収する
- 給与計算資料を確認する
- 請求書を発行する
- 納付期限を確認する
- 税理士事務所へ資料を送る
このリストをテンプレートとして保存しておけば、
翌月や翌年に同じ項目を含む新しいリストをすぐに作成できます。
最新iOSでは、複数のリマインダーを選択して
「コピー」という一つの操作で別リストへ複製するより、
テンプレート機能を使ってリスト単位で再利用する方法が分かりやすく確実です。
2.まず、コピー元となるリストを作成する
テンプレートを作る前に、繰り返し使いたいリマインダーを一つのリストにまとめます。
操作手順
- iPhoneで「リマインダー」アプリを開きます。
- 画面右下の「リストを追加」をタップします。
- リスト名を入力します。
- 必要に応じて色やアイコンを選びます。
- 作成したリストを開きます。
- 繰り返し利用したいリマインダーを順番に登録します。
ワンポイント
大きな作業の中に細かな手順がある場合は、リマインダーをインデント(サブタスク化)して階層構造にしておくと便利です。
例えば「売上・請求書の確認」の下に「売上データのインポート」「請求書の発行・送付」「未回収売掛金のチェック」などをサブタスクとして登録できます。
サブタスクを含めたリストも、そのままテンプレートとして保存・再利用できるため、経理業務や定型作業のチェックリストをより実践的に管理できます。
たとえば、経理業務で利用する場合は、
「月次経理チェックリスト」「決算準備」「年末調整資料」など、
目的が分かる名前にしておくと管理しやすくなります。
3.リストをテンプレートとして保存する方法
コピー元となるリストが完成したら、テンプレートとして保存します。
操作手順
- テンプレートにしたいリストを開きます。
- 画面右上の「…」またはその他ボタンをタップします。
- 「テンプレートとして保存」をタップします。
- テンプレートの名前を入力します。
- 必要に応じて「実行済みのリマインダーを含める」をオンまたはオフにします。
- 「保存」または「完了」をタップします。
これで、その時点のリスト内容がテンプレートとして保存されます。
テンプレートを作成した後に元のリストを変更しても、
すでに保存したテンプレートの内容は自動では変わりません。
テンプレート自体を直したい場合は、テンプレートの編集が必要です。
4.保存したテンプレートから新しいリストを作る
翌月分や別の案件用としてコピーしたいときは、
保存済みのテンプレートから新しいリストを作成します。
操作手順
- 「リマインダー」アプリのリスト一覧画面を開きます。
- 「リストを追加」をタップします。
- テンプレートを選択する画面を開きます。
- 使用したいテンプレートを選びます。
- 新しいリスト名を入力します。
- 「作成」または「完了」をタップします。
たとえば、「月次経理チェックリスト」というテンプレートから、
「2026年8月 月次経理」のような新しいリストを作成できます。
元のテンプレートは残るため、
翌月以降も繰り返し利用できます。
5.毎月使う場合は、日付を入れ過ぎない方が便利
テンプレートとして繰り返し使う場合、
コピー元のリマインダーに特定の日付を細かく設定し過ぎると、
新しく作ったリストにも古い日付が残ることがあります。
そのため、毎月使う定型業務では、
次のような運用が分かりやすいでしょう。
- テンプレートでは作業名だけを登録する
- 新しいリストを作成してから日付を設定する
- 毎月固定日のものだけ、作成後にまとめて確認する
- リスト名に対象年月を入れる
たとえば、「納付期限を確認する」という項目だけをテンプレートに入れ、
実際の期限は新しいリストを作った後に設定します。
6.一つのリマインダーだけをコピーしたい場合
リスト全体ではなく、一つの項目だけを再利用したい場合は、
リマインダーのタイトルやメモをコピーして新しい項目へ貼り付ける方法があります。
基本的な操作
- コピーしたいリマインダーを開きます。
- タイトルまたはメモ部分を長押しします。
- 「すべてを選択」または必要な範囲を選びます。
- 「コピー」をタップします。
- 新しいリマインダーを作成します。
- 入力欄を長押しして「ペースト」をタップします。
ただし、この方法では日時、繰り返し、タグ、優先順位、
サブタスクなどの設定がそのまま複製されない場合があります。
複数項目を再利用する場合は、テンプレートの方が効率的です。
6-2.複数のリマインダーを一度にコピーしてメモへ貼り付ける方法
「花の名前」「買い物リスト」「アイデア集」など、登録済みのリマインダーを
一覧のままメモへ貼り付けたいという場面があります。
現時点のiPhone標準の「リマインダー」アプリには、
複数のリマインダーをまとめてコピーしてクリップボードへコピーする機能はありません。
そのため、一覧をそのままメモ帳へ一括貼り付けすることはできません。
代替方法1(おすすめ)
- コピーしたいリストを開きます。
- 画面右上の「…」をタップします。
- 「リストをプリント」を選択します(対応している場合)。
- 共有ボタンから「メモ」を選択します。
リスト全体をメモへ保存できるため、チェックリストの内容を記録したい場合に便利です。
7.テンプレートを編集・削除する方法
業務内容が変わった場合は、保存済みのテンプレートを編集できます。
操作の流れ
- 「リマインダー」アプリを開きます。
- リスト一覧画面で「…」またはその他ボタンをタップします。
- 「テンプレート」をタップします。
- 編集したいテンプレートの情報ボタンをタップします。
- 「テンプレートを編集」または「テンプレートを削除」を選びます。
- 変更後に「完了」をタップします。
たとえば、毎月の確認項目が増えた場合は、
テンプレートに新しい作業を追加しておくと、
次回から作成するリストへ反映できます。
8.テンプレートを他の人と共有する場合の注意点
リマインダーのテンプレートは、リンクを作成して他の人と共有することもできます。
社内で同じチェックリストを使いたい場合や、
担当者へ業務手順を渡したい場合に便利です。
ただし、共有リンクを知っている人がテンプレートを取得できる設定になる場合があります。
顧客名、口座情報、個人番号、給与情報などの機密情報は、
共有用テンプレートに入力しないよう注意してください。
税理士事務所や企業で利用する場合は、
テンプレートには一般的な作業名だけを登録し、
具体的な顧客情報は新しく作成したリストへ個別に入力する運用が安全です。
9.経理・税務業務での便利な使い方
リマインダーのテンプレートは、
毎月・毎年繰り返す経理や税務の確認作業と相性がよい機能です。
月次経理の例
- 銀行口座の入出金を確認する
- クレジットカード明細を回収する
- 売上・請求書を確認する
- 領収書を整理する
- 給与・社会保険資料を確認する
- 税理士事務所へ資料を送付する
決算準備の例
- 棚卸資料を作成する
- 未収金・未払金を確認する
- 固定資産の増減を確認する
- 借入金残高を確認する
- 保険契約を確認する
- 役員報酬や議事録を確認する
年末調整の例
- 従業員へ申告書を配布する
- 扶養情報を確認する
- 生命保険料控除証明書を回収する
- 住宅ローン控除資料を確認する
- 未提出者へ連絡する
- 源泉徴収票を交付する
チェックリストをテンプレート化しておけば、
担当者が変わっても作業漏れを防ぎやすくなります。
10.よくあるトラブルと対処方法
「テンプレートとして保存」が表示されない
スマートリストや一部の共有・管理状態では、
テンプレートとして保存できない場合があります。
通常の自分用リストを開いているか確認してください。
また、iPhoneのiOSが古い場合は、最新版へ更新すると表示されることがあります。
新しいリストを作ったら古い日付が残っていた
テンプレート作成時の日付設定が含まれている可能性があります。
新しいリストを作った後、各リマインダーの日時を確認してください。
毎回日付が変わる項目は、テンプレートでは日付を付けない運用が便利です。
テンプレートを直したのに、以前作ったリストが変わらない
テンプレートの変更は、すでに作成済みのリストへは自動反映されません。
変更後のテンプレートから、新しいリストを作成する必要があります。
共有した相手に最新内容が反映されない
共有後にテンプレートを変更した場合、
相手側で新しい内容を再取得する必要があることがあります。
共有先には、更新したことを別途伝えるとよいでしょう。
税理士事務所からのワンポイントアドバイス
リマインダーは単なる「忘れ防止」だけでなく、
経理・税務業務のチェックリストとしても活用できます。
特に、毎月同じ作業を行う業務では、
担当者の記憶だけに頼ると確認漏れが起こりやすくなります。
リストをテンプレート化し、
完了した項目へチェックを入れる運用にすると、
作業状況を見える化しやすくなります。
ただし、リマインダーへ顧客の個人情報や機密情報を入力する場合は、
端末の画面ロック、Apple Accountの管理、共有設定にも注意しましょう。
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澤田匡央税理士事務所では、
税務・会計だけでなく、日々の経理業務を整理し、
作業漏れを減らすための運用についてもご相談を承っています。
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「資料の提出漏れが多い」
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という場合は、お気軽にご相談ください。
まとめ
iPhoneのリマインダーで複数の項目をまとめてコピーしたい場合は、
リストを「テンプレートとして保存」する方法が便利です。
一度テンプレートを作成すれば、
毎月・毎年の定型業務を含む新しいリストを短時間で作成できます。
経理、決算、年末調整、資料回収など、
繰り返し行う業務をテンプレート化しておくと、
作業時間の短縮と確認漏れの防止につながります。
参考情報
※画面表示や項目名は、iOSの更新、使用言語、端末設定によって異なる場合があります。







