第5話|良い税理士と出会うと、会社は変わる - 【近江八幡・滋賀】税理士|澤田匡央税理士事務所
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2026年06月16日 税理士変更おやくだち

第5話|良い税理士と出会うと、会社は変わる

〜黒字化・銀行評価・社長の安心感〜

第4話では、税理士を変更することは悪いことではなく、
会社を守るための前向きな経営判断であることをお伝えしました。

最終回となる第5話では、良い税理士と出会うことで会社にどのような変化が生まれるのかを解説します。
税理士は、単に申告書を作るだけの存在ではありません。
毎月の数字を確認し、資金繰りを見える化し、金融機関対応や黒字化を支えることで、
経営者の判断を支える重要なパートナーになります。

1.月次で数字が見えるようになる

良い税理士と関わる大きなメリットは、毎月の数字が見えるようになることです。
年に1回の決算だけでは、会社の状態をタイムリーに把握できません。

月次決算を行うことで、売上、粗利益、固定費、借入返済、税金、社会保険料、資金繰りの状況を毎月確認できます。
数字が早く見えれば、赤字の兆候や資金不足にも早く気づくことができます。

当事務所では、翌月10日頃までに前月の数字を確認できる体制づくりを目指し、
経営者が早めに判断できる月次決算を重視しています。

2.銀行評価が変わる

金融機関は、決算書だけでなく、月次試算表、資金繰り表、経営計画、返済能力を見ています。
毎月の数字が整い、試算表や資金繰り表を提出できる会社は、金融機関から見ても安心感があります。

良い税理士は、銀行に提出する資料づくりや、決算書の説明、借入金返済計画の整理を支援します。
経営者が自社の数字を説明できるようになることで、金融機関との対話もスムーズになります。

また、TKCモニタリング情報サービスや記帳適時性証明書を活用することで、
決算書や会計帳簿の信頼性を高め、金融機関への情報開示をスムーズに進めることができます。

3.資金繰り不安が減る

経営者にとって、資金繰りの不安は大きな負担です。
「来月の支払いは大丈夫か」
「借入返済後に資金は残るのか」
「税金や社会保険料の納付に備えられているか」
といった不安は、経営判断を鈍らせます。

良い税理士は、試算表だけでなく、資金繰り表や借入金返済予定表を確認し、
将来の資金不足を早めに把握できるよう支援します。

資金繰りが見えるようになると、借入相談、設備投資、採用、賃上げ、税金の納付準備を計画的に進めやすくなります。
経営者の精神的な安心感にもつながります。

4.社長の意思決定スピードが上がる

経営判断には、数字の裏付けが必要です。
感覚だけで判断すると、売上は増えているのに利益が残らない、
黒字なのに資金繰りが苦しい、ということが起こります。

毎月の数字が分かれば、価格改定、人員配置、設備投資、借入、経費削減、不採算取引の見直しなどを早く判断できます。
判断が早くなれば、改善のスピードも上がります。

良い税理士は、経営者に代わって経営判断をするのではありません。
経営者が正しい判断をしやすいように、数字を分かりやすく整理し、選択肢を提示する存在です。

5.利益体質が改善する

会社を強くするには、単に売上を増やすだけでは不十分です。
どの商品やサービスで利益が出ているのか。
どの取引先が不採算なのか。
原価や固定費は適正なのか。
借入返済後に資金が残るのか。
こうした点を確認する必要があります。

良い税理士は、月次決算を通じて、粗利益率、損益分岐点、固定費、資金繰り、借入返済などを確認し、
会社の利益体質を改善するための支援を行います。

「忙しいのに利益が出ない」
「売上は増えているのにお金が残らない」
という会社ほど、数字を分解して原因を見つけることが重要です。

6.事業承継や将来の準備が進む

良い税理士は、目先の申告だけでなく、会社の将来まで見据えます。
事業承継、自社株評価、相続税対策、役員退職金、生命保険、企業防衛など、
早めに準備すべきテーマは多くあります。

事業承継は、問題が表面化してからでは対応が難しくなることがあります。
月次決算や経営計画を通じて会社の状況を把握しておけば、
後継者や金融機関に説明しやすい会社づくりを進めることができます。

将来を見据えた税理士との関係は、経営者だけでなく、後継者や従業員にとっても安心材料になります。

7.採用・賃上げにもつながる

人手不足の時代において、採用や賃上げは多くの中小企業にとって重要な課題です。
しかし、賃上げを継続するには、利益の裏付けが必要です。

良い税理士は、売上だけでなく、粗利益率、一人当たり粗利益、労働生産性、固定費、資金繰りを確認し、
賃上げや採用に耐えられる会社づくりを支援します。

黒字化し、利益体質が改善すれば、従業員への還元、採用力の向上、職場環境の改善にもつながります。
税理士の支援は、経営者だけでなく従業員を守ることにもつながります。

8.税理士変更はゴールではなくスタートです

税理士を変更すれば、それだけで会社が良くなるわけではありません。
重要なのは、変更後にどのような体制をつくるかです。

月次決算をいつまでに行うのか。
試算表をどのように確認するのか。
資金繰り表を作るのか。
銀行対応をどう進めるのか。
経営計画を作成するのか。
こうした仕組みづくりが大切です。

税理士変更は、過去を否定するためではなく、これからの会社を良くするためのスタートです。

9.当事務所が大切にしている支援

当事務所では、税務申告だけでなく、経営者が数字に基づいて判断できる体制づくりを大切にしています。

  • 月次決算支援
  • 巡回監査
  • 資金繰り表の作成支援
  • 経営計画・黒字化計画の作成支援
  • 金融機関提出資料の作成支援
  • 銀行面談前の資料整理・説明準備
  • TKCモニタリング情報サービスの活用支援
  • 記帳適時性証明書を活用した決算書の信頼性向上
  • 電子帳簿保存法・インボイス制度への対応支援
  • 事業承継・相続対策
  • 黒字化・利益体質改善支援

「毎月の数字を経営に活かしたい」
「銀行に説明できる決算書を作りたい」
「利益が残る会社にしたい」
という方は、まずは現在の顧問体制を見直すことから始めてみましょう。

10.まとめ|良い税理士は、社長の安心感を変えます

良い税理士と出会うと、会社の数字が早く見えるようになります。
銀行評価、資金繰り、黒字化、事業承継、採用、賃上げなど、
経営者が考えるべきテーマに早めに取り組めるようになります。

税理士は、会社の過去をまとめるだけの存在ではありません。
会社の未来を一緒に考える経営パートナーです。

税理士変更は、不満を解消するためだけのものではありません。
会社の未来を守り、社長が安心して経営判断できる体制をつくるための前向きな選択です。

税理士変更・経営支援のご相談はこちら

「今の税理士で大丈夫か確認したい」
「もっと経営に踏み込んだ相談がしたい」
「月次決算・資金繰り・銀行対応まで見てほしい」
という方は、一度ご相談ください。

当事務所では、無理に税理士変更をおすすめすることはありません。
現在の課題を整理し、会社にとって必要な支援体制を一緒に考えます。


税理士変更サポートの詳細はこちら

連載まとめ

  • 第1話|今の税理士、本当に“会社の味方”になっていますか?
  • 第2話|こんな税理士には要注意
  • 第3話|税理士の本来の仕事とは?
  • 第4話|税理士を変更することは悪いこと?
  • 第5話|良い税理士と出会うと、会社は変わる

この連載を通じて、税理士を「申告書を作る人」としてだけでなく、
会社の未来を一緒に考える経営パートナーとして見直すきっかけにしていただければ幸いです。



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